2021年10月25日月曜日

【加工食品】餃子・焼売・肉まん

加工食品はしっかり確認しなくてはいけない 

 今回は、冷蔵・冷凍食品の定番である餃子・焼売・肉まんについて考えていきましょう。



どれも人気の高い商品です。3つの食品に共通しているものは何でしょうか。

①皮が小麦粉で出来ている

②具の中身は豚肉が中心である

 したがってまず、皮の小麦がどういうものであるか、具の中身の豚肉がどういうものであるか、しっかりと確認しましょう。そして、なおかつ添加物が少ないものを選んでいきましょう。

 まず①ですが、小麦についてはこれまで何度も書いていますが、自給率が大変低い食材です。そのため海外からの輸入品がメインになります。海外というのは距離も時間も離れているため、多くの薬が使われています。そのため日本の小麦を使用しているものを選びましょう。いつもの考えになりますが、海外の小麦を使用している場合は表示には書きません。都合が悪いからです。ですから、国産小麦使用とか北海道産小麦使用という表示があるものを購入してください。

◯ 十勝産小麦使用と書かれている


また、皮はいろいろな加工をします。自分で作った餃子は、皮を包んだ後ちょっと置いておくと酸化して水分が飛びパサパサになります。しかしスーパーで買ってくるものは、しばらく置いていてもしっとりとしているのです。ここで登場する便利な添加物があります。それがPGです。正式名称はプロピレングリコールです。用途は主に保湿剤です。字の如く湿度を保つ薬剤です。つまり水分を保持し乾燥を防ぎます。これを小麦粉に混ぜると小麦粉が乾燥せずいつまでもしっとりしているんです。ですから餃子の皮、焼売の皮、肉まんの皮などに使えます。ところでこのPGというものの原材料は何かわかりますか。なんとプロパンガスなのです。もともとこの薬品は食用ではなくて工業用でした。なかでも身近なのがウェットティッシュやお手ふきといったものです。両方とも濡れていますよね。まさにそれがそうです。最近では、小麦製品全般に用途は広がり、麺類特に生麺やゆで麺やパンにも使われています。ただ裏の原材料名を見ても書いていません。なぜかと言うと、プロピレングリコールと書いてあると消費者がカタカナの長い名前が書いてあって気にして避けてしまうからです。そこで名前を変えるのです。日本のお得意技ですね。プロピレングリコールというのは正確にはプロピレングリコール脂肪酸エステルといいます。つまり乳化剤と表示してあるのです。ですから乳化剤という表示が先ほど書いた製品に見られたら入っているという可能性が高いのです。

✕ 皮に乳化剤を使用している


 次に②の中身の豚肉ですが、これも先ほどと同じような考え方をします。結論を言ってしまうと、国産豚肉使用とか◯◯県産の豚肉使用と書いてあるものを選んでください。そして同じく割合もわかるものが良いでしょう。これも何も書いてなければ海外ということになります。いろいろな産地が使用されてますが、なかでもアジア系が多いです。具体的には、韓国、中国、東南アジアです。もちろんなかには質の良いものもあるかと思いますが、概して品質が低い傾向があります。そして全てというわけではありませんが、飼料にあるものを混ぜているのです。これは文化として仕方がないことですが、何だと思いますか。そうです。人糞です。そして、このことは日本人の大好きな東南アジア地方で捕れるあるものにも当てはまります。エビです。ブラックタイガーなどです。エビの養殖場に行くとトイレがよく海の上にあります。そこで大をすると、下にポトポトと落ちていきます。そうすると、エビが勢いよく食べに寄ってくるのです。しかしながら、国産では人糞はありません。日本も昔から人糞を使用していたことはありますが、それは文化として寝かせて発酵させ匂いがなくなってから畑にまくということをしてたのです。豚などの家畜の餌には一切やりませんでした。ですから人糞が良いか悪いか別にして、やはり情報がしっかりと分かり安心できるものを選んでください。そのために豚肉がどこ産なのか書いてあるものを買ってください。国産なら国産と書いてあります。ですから書いてあるものを見つけてください。できれば都道府県まで。今なら一般的なスーパーでも探せばあります。

◯ 国産豚肉使用と書いてある さらに野菜も国産である



◯ 天然甘えびと書いてある 
また、具の質に関しても重要です。先ほど書いた肉の表示の確認ともう一つ増量があるかどうかを確認してください。もちろん野菜は別ですが、肉以外のものでかさ増ししていないか見て下さい。ミンチになっていて肉の形がありませんから、よく混ぜものを入れます。特に大豆カス(大豆油の搾った後のもの)です。しかしながら、カスとそのまま書いてなくて植物性蛋白とか大豆たんぱくという表示になっています。これは肉の代わりに使うかさ増しの典型的なものです。主に大豆ですから良いかもしれませんが、遺伝子組み換えなども絡んでくるため注意が必要です。ですから肉と野菜以外のものはなるべく入ってないものを選んでください。

◯ 具の中が増量されていない


✕ 具が豚肉や野菜以外のもの(大豆や卵白)で増量されている



まとめ

①小麦製品の皮は国産100%(できれば都道府県までわかるもので自然栽培・有機栽培・特別栽培などの表示があるもの)であること 乳化剤(プロピレングリコール脂肪酸エステル)などの添加物が入っていないものを買うこと

②具の肉も野菜も同じく国産100%(できれば都道府県までわかるもの)であることと肉と野菜以外のものが入っていないものを買うこと 特に植物性たんぱくや大豆たんぱくといったものが入っていないものを探す そして、できれば使用されている肉と野菜の質を確認する 肉は放し飼い・抗生物質・遺伝子組み換え穀物不使用のもの、野菜なら自然栽培・有機栽培・特別栽培かチェックする 書いていなければ違うということ